スタートアップ生命科学コースワーク

講師

茶山弘美 准教授
広島大学大学院医系科学研究科 医療人大学院教育・研究センター
PHS: 3540, E-mail: habe@hiroshima-u.ac.jp
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授業の概要

細胞培養、核酸、タンパクレベルでの発現解析を行う。演習を通して分子生物学的実験手法の基礎を習得するとともに、ゲノムから生体内で機能するタンパク質までの発現制御メカニズムを理解する。

成績評価方法

レポート提出

言語

日本語/英語

諸事情によりスケジュールを変更することがあります。
欠席する場合は連絡してください。

演習内容

前期、後期ともに開講しています。後期はAグループのみです。日程などの詳細はシラバスを確認してください。

演習#日時テーマ内容
1
  • Aグループ 水曜日
    9:30-12:30
  • Bグループ 金曜日
    9:30-12:30
核酸、タンパク、細胞について、細胞継代核酸, タンパク質、遺伝子発現調節、細胞について分子生物学の基礎を復習する。また、培養細胞の継代を行う。
2
  • Aグループ 水曜日
    9:30-12:30
  • Bグループ 金曜日
    9:30-12:30
細胞培養、遺伝子導入培養細胞への薬剤添加後、細胞を回収する。また、薬剤添加により誘導された遺伝子発現を調べる際のポジティブコントロールとして使用するため、リポフェクション法による培養細胞への遺伝子導入を行う。
3
  • Aグループ 火曜日
    9:30-15:30
  • Bグループ 木曜日
    9:30-15:30
タンパク抽出、発現確認 part 1Bradford法によるタンパク質の定量を行い、SDS-PAGE、western blottingにより目的タンパク質(薬剤添加によりリン酸化されたタンパク質)の発現を確認する
4
  • Aグループ 水曜日
    9:30-12:30
  • Bグループ 金曜日
    9:30-12:30
タンパク抽出、発現確認 part 2
5
  • Aグループ 水曜日
    9:30-12:30
  • Bグループ 金曜日
    9:30-12:30
核酸抽出回収した細胞の可溶化、RNA精製を行い、吸光度計にてトータルRNAの濃度、純度を確認する。得られたトータルRNAを用いて逆転写反応を行い、cDNAを合成する。
6
  • Aグループ 火曜日
    9:30-12:30
  • Bグループ 木曜日
    9:30-12:30
PCR、電気泳動、定量 part 1primerを設計し、PCR法にて目的の遺伝子を増幅させ、アガロースゲル電気泳動により特異的な遺伝子増幅を確認する。また、real time PCR法により目的遺伝子(薬剤添加により誘導された遺伝子)の発現量を定量する。
7
  • Aグループ 水曜日
    9:30-12:30
  • Bグループ 金曜日
    9:30-12:30
PCR、電気泳動、定量 part 2
8
  • Aグループ 水曜日
    13:00-16:00
  • Bグループ 金曜日
    9:30-12:30
解析、評価薬剤添加による特異的遺伝子の発現量の変化について、結果の視覚化、統計解析による実験結果の評価を行う。Real time PCR法によるmRNAレベル、Western blottingによるタンパク発現解析の結果を総合して薬剤添加により細胞内で起こった現象について評価する。さらに、希望者がいれば結果をプレゼンテーションしてもらう。
  • 演習#
    1
    日時
    Aグループ 水曜日 9:30-12:30
    Bグループ 金曜日 9:30-12:30
    テーマ
    核酸、タンパク、細胞について、細胞継代
    内容
    核酸, タンパク質、遺伝子発現調節、細胞について分子生物学の基礎を復習する。また、培養細胞の継代を行う。
  • 演習#
    2
    日時
    Aグループ 水曜日 9:30-12:30
    Bグループ 金曜日 9:30-12:30
    テーマ
    細胞培養、遺伝子導入
    内容
    培養細胞への薬剤添加後、細胞を回収する。また、薬剤添加により誘導された遺伝子発現を調べる際のポジティブコントロールとして使用するため、リポフェクション法による培養細胞への遺伝子導入を行う。
  • 演習#
    3
    日時
    Aグループ 火曜日 9:30-15:30
    Bグループ 木曜日 9:30-15:30
    テーマ
    タンパク抽出、発現確認 part 1
    内容
    Bradford法によるタンパク質の定量を行い、SDS-PAGE、western blottingにより目的タンパク質(薬剤添加によりリン酸化されたタンパク質)の発現を確認する。
  • 演習#
    4
    日時
    Aグループ 水曜日 9:30-12:30
    Bグループ 金曜日 9:30-12:30
    テーマ
    タンパク抽出、発現確認 part 2
    内容
    Bradford法によるタンパク質の定量を行い、SDS-PAGE、western blottingにより目的タンパク質(薬剤添加によりリン酸化されたタンパク質)の発現を確認する。
  • 演習#
    5
    日時
    Aグループ 水曜日 9:30-12:30
    Bグループ 金曜日 9:30-12:30
    テーマ
    核酸抽出
    内容
    回収した細胞の可溶化、RNA精製を行い、吸光度計にてトータルRNAの濃度、純度を確認する。得られたトータルRNAを用いて逆転写反応を行い、cDNAを合成する。
  • 演習#
    6
    日時
    Aグループ 火曜日 9:30-12:30
    Bグループ 木曜日 9:30-12:30
    テーマ
    PCR、電気泳動、定量 part 1
    内容
    primerを設計し、PCR法にて目的の遺伝子を増幅させ、アガロースゲル電気泳動により特異的な遺伝子増幅を確認する。また、real time PCR法により目的遺伝子(薬剤添加により誘導された遺伝子)の発現量を定量する。
  • 演習#
    7
    日時
    Aグループ 水曜日 9:30-12:30
    Bグループ 金曜日 9:30-12:30
    テーマ
    PCR、電気泳動、定量 part 2
    内容
    primerを設計し、PCR法にて目的の遺伝子を増幅させ、アガロースゲル電気泳動により特異的な遺伝子増幅を確認する。また、real time PCR法により目的遺伝子(薬剤添加により誘導された遺伝子)の発現量を定量する。
  • 演習#
    8
    日時
    Aグループ 水曜日 13:00-16:00
    Bグループ 金曜日 9:30-12:30
    テーマ
    解析、評価
    内容
    薬剤添加による特異的遺伝子の発現量の変化について、結果の視覚化、統計解析による実験結果の評価を行う。Real time PCR法によるmRNAレベル、Western blottingによるタンパク発現解析の結果を総合して薬剤添加により細胞内で起こった現象について評価する。さらに、希望者がいれば結果をプレゼンテーションしてもらう。
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